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Q008 疼痛緩和治療(がんの痛み治療)はがんの末期になったら受けるもの?

 がんの痛みはいつでてくるか決まりはありません。痛みを訴えて受診したところがんが見つかることもあります。

 治療開始と同時に疼痛緩和治療を受ける人もいるし、最期まで必要のない人もいます。

 そしてがん治療をしながら受ける人がたくさんいます。
 あるいはいったん治療は休んで、緩和ケアで疼痛緩和治療に集中してから、また治療に戻る、ということも可能です。

 つまり疼痛緩和治療はがんの末期になったら受けるものではなく、初期であろうと末期であろうとがんの痛みが出た時に受けるものです。

 

Q009 疼痛緩和治療(がんの痛み治療)はだれが行いますか?

 どの診療科の医師が行わなければならないという決まりはありません。その時の主治医や状況に応じて一番適当な医師が治療にあたります。

 ・治療をしている主治医(例えば外科)
 ・腫瘍内科医
 ・緩和ケア医
 ・麻酔科医
 ・在宅医

 その他さまざまです。他の患者さんと違うからといっておかしい、と思う必要はありません。

 

Q010 疼痛緩和治療(がんの痛み治療)は麻薬を使うの?

 痛み治療では麻薬を使うことは多いので答えはYESです。

 でも、絶対使うと決まっている訳ではありません。

 他の薬も使いますし、薬以外の方法もあります。

 痛みをとる最も適した方法を探りながら取り組みます。

 「麻薬を使って痛みをとりましょうか」と言われるとショックを受ける人がいます。

 麻薬=最期というイメージがどこかにあるからです。

 そのイメージは変える必要があるようです。

 世界の標準治療である「WHO方式がん疼痛治療法」でも痛みにあわせて麻薬を上手に使うようにと指示されています。

 終末期にだけ使うようにとは一言も書かれていません。痛みは初期、末期に関わらず現れるからです。

 適量を使えば命を縮めることはありません。

 心配であれば、納得できるまでよく医師と相談するといいと思います。本を読むのもいいと思います。

 痛み治療について正しい理解をもって自信をもって治療に望みたいですね。

 




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